NeuroStar TMS Therapy は安全で忍容性の高い治療法です。全身を循環する薬物ではないので、NeuroStar TMS Therapyは抗うつ薬投与時によく見られる副作用を引き起こすことがありません。NeuroStar TMS Therapyには次のような全身性の副作用がありません5,6:
薬物療法でよく見られる副作用*
射精異常 | インポテンス |
性欲低下 | 便秘 |
下痢 | 悪心 |
日中の眠気 | 不眠 |
神経過敏 | 不安 |
体重増加 | 食欲亢進 |
食欲減退 | 脱力 |
口内乾燥 | 浮動性めまい |
疲労 | 頭痛・片頭痛 |
発汗 | 振戦 |
治療の中止につながる副作用 |
NeuroStar TMS Therapy の副作用
臨床試験で有害事象を理由にNeuroStar TMS Therapy治療を中止した患者さんの割合は5%未満でした。Neurostar TMS Therapyの最も一般的な副作用は、治療時の治療部位やその付近の一時的な痛みや不快感です。こうした副作用は一時的なもので、通常は治療1週目に起こり、以降は起こりません。その他の副作用としては目の痛みや歯痛、筋肉のけいれん、顔面痛、皮膚の痛みなどがあります(発生率は 5%以上、プラセボ群の2倍)。まれに、TMS療法により発作が起こることがあります(患者さんの0.1%)。1,5
うつ症状の悪化や自殺行動の兆候・症状、普段とは違う行動などがあるときには担当医師に必ず伝えて下さい。ご家族やサポートをする方も、患者さんの症状が悪化していないか注意を払い、悪化を認めたときには担当医師に報告して下さい。1
NeuroStar TMS Therapyは、頭部内あるいは頭部付近に取り外し不可能な導電性金属や刺激装置インプラントを埋め込んでいる患者さんには使用することができません。1
NeuroStar TMS Therapyの処方に関する詳細な情報を見るにはここをクリックしてください。
NeuroStar TMS Therapyの一般的な治療の様子を見ていきましょう。